カクテル・パーティー (岩波現代文庫) ![]() 価格:950円 新品の出品:円 中古品の出品:500円 コレクター商品の出品:555円 カスタマーレビュー 米国統治下の沖縄で日本人,沖縄人,中国人,米国人の四人が繰り広げる親善パーティー.そのとき米兵による高校生レイプ事件が起こり,国際親善の欺瞞が暴露されていく――.沖縄初の芥川賞受賞の表題作のほか,「亀甲墓」「棒兵隊」「ニライカナイの街」そして日本語版初公表の「戯曲 カクテル・パーティー」をふくむ傑作短編全5編を収録. |
小説 琉球処分(上) (講談社文庫) ![]() 価格:832円 新品の出品:832円 中古品の出品:159円 コレクター商品の出品:900円 カスタマーレビュー 「数日前から『琉球処分』という本を読んでいるが、沖縄の歴史を私なりに理解を深めていこうとも思っている」――内閣総理大臣 菅直人清国と薩摩藩に両属していた琉球――日本が明治の世となったため、薩摩藩の圧制から逃れられる希望を抱いていた。ところが、明治政府の大久保利通卿が断行した台湾出兵など数々の施策は、琉球を完全に清から切り離し日本に組み入れるための布石であった。琉球と日本との不可思議な交渉が始まったのである。<琉球処分とはいったい何か? 明治初期まで沖縄には、琉球王国という独自の国家があった。日本政府は軍事的圧力で琉球王国を解体した。これを琉球処分という。><歴史書を読めば、琉球処分の経緯に関する知識を身につけることができる。しかし、知識だけでは、沖縄の人々の心情を理解することができない。そのためには優れた小説を読むことが有益だ。>――佐藤優 解説より |
小説 琉球処分〈上〉 (ケイブンシャ文庫) ![]() 価格:1,620円 新品の出品:円 中古品の出品:1円 コレクター商品の出品:843円 カスタマーレビュー 「数日前から『琉球処分』という本を読んでいるが、沖縄の歴史を私なりに理解を深めていこうとも思っている」――内閣総理大臣 菅直人清国と薩摩藩に両属していた琉球――日本が明治の世となったため、薩摩藩の圧制から逃れられる希望を抱いていた。ところが、明治政府の大久保利通卿が断行した台湾出兵など数々の施策は、琉球を完全に清から切り離し日本に組み入れるための布石であった。琉球と日本との不可思議な交渉が始まったのである。<琉球処分とはいったい何か? 明治初期まで沖縄には、琉球王国という独自の国家があった。日本政府は軍事的圧力で琉球王国を解体した。これを琉球処分という。><歴史書を読めば、琉球処分の経緯に関する知識を身につけることができる。しかし、知識だけでは、沖縄の人々の心情を理解することができない。そのためには優れた小説を読むことが有益だ。>――佐藤優 解説より |
小説 琉球処分(下) (講談社文庫) ![]() 価格:832円 新品の出品:832円 中古品の出品:312円 コレクター商品の出品:2,480円 カスタマーレビュー 沖縄問題はすべてここから始まった。今だからこそ、圧倒的リアリティーをもって読める日本政府と琉球王国の話。処分官として派遣された松田道之が琉球に突きつけたのは、尚泰(しょうたい)王の上京、清国への朝貢禁止、明治年号の強制など独立どころか藩としての体裁をも奪うものであった。琉球内部でも立場により意見が分かれ……。「世界で軍隊をいちばんきらうという琉球」がどう対処するのか。小説で沖縄問題の根源に迫る不朽の名作。<沖縄の人々の間に、かつて自らの国家であった琉球王国が存在し、それがヤマト(沖縄以外の日本)によって、力によって滅ぼされたという記憶がよみがえってくる。そうなると日本の国家統合が内側から崩れだす。この過程が始まっていることに気づいている東京の政治エリートがほとんどいないことが、現下日本の悲劇である。いまわれわれが直面している危機を認識するために、本書がひとりでも多くの人の手に取られる |
小説 琉球処分〈下〉 (ケイブンシャ文庫) ![]() 価格:1,620円 新品の出品:円 中古品の出品:118円 コレクター商品の出品:990円 カスタマーレビュー 沖縄問題はすべてここから始まった。今だからこそ、圧倒的リアリティーをもって読める日本政府と琉球王国の話。処分官として派遣された松田道之が琉球に突きつけたのは、尚泰(しょうたい)王の上京、清国への朝貢禁止、明治年号の強制など独立どころか藩としての体裁をも奪うものであった。琉球内部でも立場により意見が分かれ……。「世界で軍隊をいちばんきらうという琉球」がどう対処するのか。小説で沖縄問題の根源に迫る不朽の名作。<沖縄の人々の間に、かつて自らの国家であった琉球王国が存在し、それがヤマト(沖縄以外の日本)によって、力によって滅ぼされたという記憶がよみがえってくる。そうなると日本の国家統合が内側から崩れだす。この過程が始まっていることに気づいている東京の政治エリートがほとんどいないことが、現下日本の悲劇である。いまわれわれが直面している危機を認識するために、本書がひとりでも多くの人の手に取られる |
芥川賞全集 第7巻 されどわれらが日々,玩具,北の河,夏の流れ,カクテル・パーティー 他 ![]() 価格:2,621円 新品の出品:2,621円 中古品の出品:998円 コレクター商品の出品:600円 カスタマーレビュー 革命幻想と不毛の恋を描いた柴田翔氏の「されどわれらが日々─」、女性の心理の襞を精緻に彫琢した津村節子氏の「玩具」など、文学の醍醐味を充分に満喫できる六佳作 |
現代沖縄文学作品選 (講談社文芸文庫) ![]() 価格:1,620円 新品の出品:1,620円 中古品の出品:1,450円 コレクター商品の出品:195円 カスタマーレビュー 戦争、占領、基地に呻吟し続ける沖縄の心を鮮やかに描出する秀作十篇。独自の文化の基層をもつ美ら国・沖縄。また、戦争・占領・基地に、今なお翻弄される沖縄の心を鮮烈に描出する秀作短篇十。大城立裕「棒兵隊」安達征一郎「鱶に曳きずられて沖へ」又吉栄喜「カーニバル闘牛大会」山入端信子「鬼火」目取真俊「軍鶏」大城貞俊「k共同墓地死亡者名簿」長堂英吉「伊佐浜心中」崎山麻夫「ダバオ巡礼」山之口獏「野宿」崎山多美「見えないマチからションカネーが」川村 湊(近代の)作品が、そうした“二重性”(日本本土と沖縄)の葛藤にその存在の根を下ろしていたのに対し、沖縄の「戦後小説」は、むしろ日本を相対化するアジア的な広がりや、アメリカと対峙する沖縄の政治的な緊張関係のなかに位置づけられていたといってもよい。(中略)それは、戦前のヤマト世(ゆ)としての日本の半植民地支配、そして戦後のアメリカ軍政支配下の時代(いわゆるアメリカ |
日常からの挑戦 (リーディングス 戦後日本の思想水脈 第4巻) ![]() 価格:5,184円 新品の出品:5,184円 中古品の出品:4,800円 コレクター商品の出品:450円 カスタマーレビュー 郷土、職場、サークル、隣近所などの日々の暮らしと人間関係に支えられた発想は、柔軟性に富んだ独創的な運動を生み出した。政治運動から民話の世界まで、日常の生活感覚を基盤とした思想の系譜を原典で辿り、未来への展望を探る。 |
対馬丸―さようなら沖縄 (フォア文庫) ![]() 価格:583円 新品の出品:583円 中古品の出品:1円 コレクター商品の出品:900円 カスタマーレビュー 昭和19年8月21日、沖縄の子どもたち八百数十名を乗せた学童疎開船対馬丸は、本土に向けて出港した。両親や学校の先生たちの不安をよそに、子どもたちは修学旅行にでもでかけるようにはしゃいでいた。仲よしの清、健治、勇もいる。3人はヤマトにふるユキをゆめみていた。22日夜、悪石島付近でアメリカ軍の潜水艦に突然魚雷攻撃をうけた…。小学校低・中学生向き。 |