羽太雄平の通販情報

            

ご返上・与一郎シリーズ六

価格:616円 新品の出品: 中古品の出品:109円
コレクター商品の出品:3,000円
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 天保の大飢饉がはじまり、直参旗本の榎戸家も年貢の軽減、家臣の〔お解き放ち〕で乗り切った。しかし当主榎戸与一郎の心配事は、いぜん佐賀藩に幽閉されている野川小次カの去就だった。キリシタン盟主のおゆうと妙鶴尼を唐人船に送り届けた小次カは、海外渡航幇助の疑いで手配されたと知ると、ただちに天領地を立ち退き佐賀領内の関所において自訴した。江戸柳生家からの紹介状をもって佐賀鍋島家を訪問した経緯から迷惑をかけないための処置だったが、鍋島家当主の肥前守直正は、これに興味を持って城内の小次カ幽閉所を度々訪ねていた。江戸の与一郎は、遠山父子の協力を得て、さまざまな方面に小次カ宥免を働きかけていたが、新任老中の水野越前守忠邦から異国船との接触を重大視する〔林家の筋〕の存在を知らされ、おなじころ養子家を除籍された弟の弥三郎が、陽明学徒であるところから〔林家の筋〕に付け狙われていると知った。この〔林家の筋〕は、抜け
峠越え 与一郎シリーズ壱

価格:1,123円 新品の出品: 中古品の出品:1円
コレクター商品の出品:1,000円
カスタマーレビュー
 藩内を浮き打たたせる新藩主石見守の初入部など、筆頭家老の嫡男・榎戸与一郎にとっては他人事だ。いずれは家老職を継がねばならない身ながら、剣術に打ちこんで総試合優勝剣士となってはみたが、いまは父弥次郎衛門に反目して藩士として最下級職のお厩方に務め、夜な夜な狭斜の町で放蕩三昧の暮しをしている。前藩主の養子となった石見守は、世子のころから英主として期待され、若い藩士たちの仰望の的だったが、仕来りを重んじる家老たちとは、幕府の要職酒井雅楽頭家とのつながりを持ち出す石見守との確執が持ちあがっていた。ところが筆頭家老の父弥次郎衛門は、お国入りする石見守護衛を与一郎に命じ、これをきっかけとして与一郎は、藩内騒動のまっただ中を歩むことになる。石見守が打ち出した「直仕置き」は、公用人制度や川湊建設、藩札発行とつづき、その実現のため使者が江戸に送られる。この使者こそが藩に送られた隠密である、とした弥次郎衛門は
二河白道〈上〉―智臣本多正信伝

価格:3,132円 新品の出品: 中古品の出品:1,350円
コレクター商品の出品:2,000円
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歴史資料は語る―「徳川家康は二人いた!?」何故、そう伝わっていないのか?書き下ろし戦国時代小説。
うわなり打ち: 自薦短編シリーズ5

価格:1,080円 新品の出品: 中古品の出品:1円
コレクター商品の出品:1,000円
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一円流剣士が巻き込まれた「うわなり打ち」とは何か。前妻と後妻が引き起こした騒動が藩の一大事を解決する。自薦短編シリーズ5
二河白道 上巻

価格:432円 新品の出品: 中古品の出品:155円
コレクター商品の出品:1,200円
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三河国主の居城からひとつの影が走りだし、歴史の闇に紛れるはずの事実があらわになった。その夜に誕生した松平家の嫡子竹千代には、抹殺されるはずの双子の弟松丸が存在したが、松平家存続のため「尾張売り」が企てられ、その結果として想定外の「駿河売り」を引き起こしてしまう。史実上の松平家嫡子は、今川家の人質として次郎三郎元康≠ニ名乗るが、おなじく駿府には、祖母源応尼と暮らす三郎五郎家元≠ェおり、数奇な運命にもてあそばれる松平兄弟を見守り、ともに成長する本多弥八郎の眼をとおして物語は語られる。混乱する歴史史料との真っ向勝負から導き出された双子家康説≠フ原点になった400字詰め2400枚超の戦国大長編小説上巻。 一章・暁闇 二章・山中八幡 三章・尾張売り 四章・宮の一族 五章・駿河売り 六章・源氏好み 七章・三河守 八章・鳥居屋敷 九章・猿面冠者 十章・駿遠少年党 十一章・山家三方衆 十二章・兵糧
二河白道〈下〉―智臣本多正信伝

価格:2,160円 新品の出品: 中古品の出品:165円
コレクター商品の出品:890円
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家康のもとを離れた本多正信―空白の十九年。帰参まで、どこで何をしていたのか?書き下ろし戦国時代小説。
新任家老・与一郎シリーズ弐

価格:2,376円 新品の出品: 中古品の出品:1円
コレクター商品の出品:200円
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 榎戸与一カが家老末席に連なって10か月が経過した。藩をゆるがした「主君押し込め」騒動は一応の決着をみたが、その余韻がまだくすぶるなか、主君石見守の参勤交代の時期をむかえていた。新任家老の与一郎が参勤費用の捻出に頭を痛めているところに、父弥次郎衛門から木材伐採の話が持ち込まれた。それは隠居家の財源となる明神の森からの木材搬出と江戸売り捌き話だったが、おりしも江戸で大火が起こり、藩の上屋敷焼失などの損害の一方で、木材売り捌きには絶好の条件となった。また大火を出世の足がかりと考えた石見守は急遽出立して参勤問題は難なく解決するが、近隣藩からの伐採職人が入り込んで奇妙な事件が続発し、ついには奥山左十郎の息子小次カが拐かされてしまう。さらには伐採事業にからんで会津南山の直訴の噂がとびかい、南山飛火衆と公儀隠密とのはげしい闘争がつづく。公儀隠密の暗躍にかかわる日光奉行所との交渉がはじまるが、それは藩に
流れ者・与一郎シリーズ五

価格:670円 新品の出品: 中古品の出品:21円
コレクター商品の出品:1,500円
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好評与一郎シリーズ第5弾。直参旗本の榎戸与一郎は相変わらず呑気なもので、音羽町での料亭遊び、本所の妙見参りと、江戸の春を満喫しているようだが、そのじつ九州にむかった野川小次カからの連絡を待ちわびていた。すでに大目付の宗門改方は、江戸脱出を手助けしたキリシタン信徒が越後経由で九州にむかったことを察知したおり、密かに同行した小次カのかかわりが露見する危険がある。同じく心配する奥山左十郎は、江戸中の道場破りをつづけている九州柳川藩の剣士大石進が小次カと出会ったらしいと推測し、なんとしても話を聞こうと画策する。そのころ村垣淡路守は、遠山楽土から薩摩藩の大御隠居・島津栄翁が与一郎に会わせるよう頼まれたと聞かされる。数百万両におよぶ借財解消をめざす栄翁は、入手した大目付の捜索情報から与一郎を介してキリシタン信徒に近づき、南蛮貿易に乗り出そうと計画。肥前の五島列島に潜伏した信徒は、すでに薩摩自顕流剣士団
本多の狐: 徳川家康の秘宝

価格:2,621円 新品の出品: 中古品の出品:1円
コレクター商品の出品:1,193円
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徳川家康の秘宝とはなにか、どこに隠されているのか。その争奪をめぐって最強の忍者集団「本多の狐」が登場、李朝活字奪還をめざす切支丹信徒を助けて、伊賀忍者軍団や柳生新陰流とはげしく対決。坂崎出羽守の遺児浮田平四郎と小西弥九郎の孫娘おしろ、さらには加賀前田家老の本多政重、天海僧正や柳生但馬守、本多正純らが入り乱れて日光東照宮改葬の謎に迫る。その秘密は天海僧正がめぐらせた巧妙な方角信仰にあり、さらには高野山空海上人とつながって秘宝の正体が明かされる。その争奪をめぐる激しい戦いの中で、深い喪失感を味わう平四郎は、柳生十兵衛との宿命の対決へと踏み込んでゆき、やがては天草の乱になだれこむスペクタクル雄編。第2回時代小説大賞受賞。序 章 叡山再興第一章 出羽守乱心第二章 闇の廓道第三章 李朝活字奪還第四章 横手囲い屋敷第五章 上野台脱出第六章 出羽上ノ山第七章 おどけ肥前守第八
忠臣斬り: 自薦短編シリーズ6

価格:1,028円 新品の出品: 中古品の出品:100円
コレクター商品の出品:2,500円
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上意討ちを命ぜられた御書庫組藩士の逃げ場のない苦悩と決断が、名君の誉れ高い藩主の華々しい伝説を斬る。自薦短編シリーズ6